3ステップでわかる!IT資産管理の目的とツールの必要性
ソフトウェアライセンスの管理を怠っていたら調書が届いた。自社にある機器に関してどのPCに何がインストールされているのか全く把握してはいない。あなたの企業は大丈夫だろうか。
この記事ではit資産の管理について、その基本と目的、方法について実際の例を交えながらご紹介する。
では早速it資産管理がどういったものか理解を深めていこう。
it資産管理?どれのことで目的は何?
it資産とは、パソコン、サーバ、プリンタなどの様々なIT機器から、普段使用しているAdobeやMicrosoft Officeなどのライセンスまで多岐にわたる。
それらを管理することでトラブルの対応や、機器やソフトの更新やアップデートを円滑に進めることができるようになる。というわけだ。
ただこのit資産、厄介なことに管理が大変なのだ。
パソコン1台に関しても購入時期、ディスク容量、CPUの種類、メモリ容量、インストールしたソフトとそのライセンスなどがあげられる。これが企業のパソコンともなると台数が増え膨大な情報量になる。
では、いったいどうやってその管理を行っていくのか。次はその方法について詳しく見ていこう。
コスト削減につながる?it資産管理ツールという選択肢
人と時間を多用に使い、管理を行うことも可能ではある。それでは効率的ではないし、非常に高コストだ。
そこでこれらの問題をスマートに解決する手段としてit資産管理ツールというものをご紹介したい。it資産の管理に特化したツールでありながら、ソフトウェアごとに様々な機能を備えている。
弊社ではもちろん弊社で販売しているソフトウェアを利用している。パソコンの情報取得はもちろんのこと、その他機能を備える統合的なシステム管理ソフトだ。
IT資産管理ツールは各社様々な特色を持って展開されている。
弊社のソフトの特徴を1つあげるとすれば、残業の管理目的でパソコンを定時に自動でシャットダウンし、以降翌日出社時間まで利用不可にする。といった設定をパソコンごとに行えたりする。
このように各社様々な特色を持ってit資産管理ツールを展開しているのだ。
it資産管理ツール結局どれがいいの?
企業によってit資産の管理方法は様々だ。
台数や管理者の有無など、it資産管理だけができればいいのか、その他のログ管理なども平行して行っていくのか。
こうした企業の方針などでベストな選択は変わってくる。
チェックして置きたい項目をいくつか例にあげるので確認していただきたい。
- システム担当管理者の有無
- パソコンの台数
- その他のシステム管理の状態
- 営業所など遠隔地の管理の必要性
以上の4つがあげられる。では各項目について詳しく見ていこう。
1.システム担当管理者の有無
システム担当の管理者が既にいるならば、補助的なツールを選択し、
1から始めるのならば管理者としての知識がなくても始められるツールが望ましい。
2.パソコンの台数や規模
パソコンの台数や規模によっては管理しきれないツールも出てくる可能性がある。
こうした事態を避けるためにネットワーク環境やパソコンの台数などを把握しておくと良いだろう。
またパソコンの台数が多いほど価格が安くなる傾向にある。
3.その他のシステム管理の状態
その他のシステム管理の状態を確認し、ログ管理やUSBの制限など行いたい、または行う予定がある場合は
そういった機能も含めているソフトウェアを選択するとコストが抑えられる。
4.営業所など遠隔地の管理の必要性
他の営業所の管理も行う必要性があるのなら、VPN(遠隔地でもローカルエリアのように接続できる専用回線のこと)
を利用できるソフトウェアが望ましいだろう。
まとめ
今回はit資産管理の目的とツールの必要性についてご紹介した。
企業にとっての最適な選択は環境によって様々だ。
ツールの選択で迷ったのならご相談も受け付けているので活用していただきたい。
もちろん無料だ。