IT管理者のいない企業の方に見ていただきたい2つの情報管理対策

社内のIT管理をしている中小企業は周りには少ないという声をお客様から耳にすることがあります。

果たしてそれでいいのでしょうか。

また社内のIT管理に対して関心はあるというお客様も多くいらっしゃいます。

では何故関心はあっても管理を行えていないのでしょうか。
いくつか理由として考えられるものをあげてみましょう。

・今まで導入していなかったから今後も必要ない。

・管理ソフトの見積もりを取るところまでは行くが費用が予想以上にかかる。

・管理者がいないため、雇い入れる必要があり、それに対する費用が発生してしまう。

などです。

費用の問題は別として、いままで導入していなかったから今後も必要ない。というのはいかがなものでしょうか。

社内のIT管理といっても多岐にわたりますが、今回は情報の管理の観点からIT管理の必要性について書いてみたいと思います。

まず良く話題にあがる「ログの記録」について見ていきましょう。

パソコンのログは、単に文字の集まりのように感じて無意味に感じてしまいますが、様々な場面で利用ができる優れた情報です。

どういう点で優れているかと言うと、

・パソコンに異常が起きた際にその原因を探る手がかりになる。
・社内から何らかの情報が漏れてしまった場合にその原因を特定できる。
・不要な操作をしている社員の行動を把握することができる。
・ログを記録しています。と公にすることで、社員に悪いことはできないと意識づけることができる。

など、パソコン上で起きた様々なイベントを文字として記録・保存することで様々な情報を時を遡って確認できるわけです。

他にはパソコンの「利用や機能を制限」があります。

「うちの会社のパソコンではインターネットができないよ。」などと言うのはこうした制限を行っている場合が殆どです。

上記のようにインターネットを使えなくなることで、外部に情報を送信する手段が1つ減ります。インターネットの情報送信手段としてブラウザメールやオンラインストレージなどがいい例ですね。こうしたインターネットを利用した情報送信はログとして記録し辛い傾向にあります。
もし、こうしたサービスを悪用し、社内のデータをばら撒こうなんて考えている人がいるとしたらインターネットを使えなくすることが効果的なわけです。
他にもUSBデバイスなど記憶媒体の利用を制限することで、直接的なデータの持ち出しを阻止することもできます。

「ログの記録」「利用の制限」この2つを行うだけで、自社の情報が漏れる可能性がぐっと減ります。

「漏れてしまった!」では済まされない情報が企業ごとにあるはずです。
自分のところは大丈夫と思っていても、危険は身近に潜んでいます。

もう一度、自社のIT管理について見直してみませんか。

冒頭で述べた費用がかさむので社内のIT管理を行えていないと言う方には朗報。

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